トップページ > 年間予定第196回コンサート 名倉誠人マリンバリサイタル「無伴奏マリンバの挑戦」

第 196回コンサート 名倉誠人マリンバリサイタル「無伴奏マリンバの挑戦」

■2023年10月29日(日)13:30開場 14:00開演 島本町ふれあいセンターケリヤホール

出演
 名倉誠人(マリンバ)
  プロフィール(下記)
 

プログラム

バッハ(1685-1750):無伴奏組曲変ホ長調BWV1010*
田辺恒弥(1935- ):小組曲「窓」*
ベンジャミンC.S.ボイル(1979- ):「バッハのコラールによる変奏曲」(2016)**
=三つの世界の歌=
 名倉誠人:庭の千草による幻想*
 瀧廉太郎:荒城の月による変奏曲
 初期アメリカ聖歌:アメイジング・グレイス*
レーン・ハーダー(1976-):前奏曲とフーガ 変ニ長調(2)**
川辺真(1949- ):エヴァーグリーン(2020)** 
                 *印は、名倉誠人による編曲作品
                 **印は、名倉誠人のために書かれた作品 


画像をクリックすると
大きなPDFファイルが表示されます

■賛助会員は会員証提示
正会員は会員証提示の上500円 (当日会員費との差額補填)
当日会員券 2,500円
高校生以下 1,000円
未就学児無料
※当日会員券は阪急京都線水無瀬駅前「長谷川書店」、広瀬1丁目「小林酒店」、事務局・役員にて取り扱っています。
■主催:島本音楽協会

<プロフィール>
名倉 誠人 ーMakoto Nakura ー
 ソロ・マリンバ奏者名倉誠人は、四半世紀にわ たり、世界15の国々で国際的な活躍を繰り広げ てきた。特に米国では、カーネギー・ワイル・ホー ルやケネディー・センター等でのリサイタル活動 に加え、NY 室内管弦楽団、ロサンゼルス室内管弦 楽団等、多くのオーケストラとも協奏曲を共演し、 その活動は全米41 州にわたっている。近年は、 ヨーロッパでの活動も多い。ベルリン・フィルハー モニー・ホールでの、真島俊夫作曲マリンバ協奏 曲「大樹の歌」の欧州初演や、パリや英国でのリ サイタルなど、各地で好評を博している。
 日本でも、東京文化会館、サントリーホール、 神戸新聞松方ホールなど各地のホールでリサイタ ルを開催、また、オーケストラや吹奏楽との協奏 曲共演など、全国で演奏活動を繰り広げている。 打楽器合奏団・パーカッショングループ72のメ ンバー。日本マリンバ協会・特別会員。
 また、ダンス、朗読、映像など、他分野の芸術とのコラボレーションも数多 くプロデュースし、マリンバの新しい地平を切り拓いてきた。際立った表現力と、 色彩感に富む彼の演奏は、「マリンバを、ストラディヴァリウスにしてしまう」 という高い評価を受けている。
 2001年には、ISGM新曲委嘱基金を創設し、マリンバのための新作を世 界各地の作曲家に委嘱。その委嘱作品は、独奏曲、協奏曲、室内楽曲にとどまらず、 他分野の芸術とコラボ―レーションする作品にも及び、優れた音楽財産を、数 多く次世代に残す活動も行っている。
 1994年、権威あるYCA 国際オーディション(ニューヨーク)に、マリン バ奏者として初めて優勝して以来、文化庁芸術祭新人賞、第一回松方ホール音 楽賞大賞、青山音楽賞バロックザール賞、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、第 一回Kobe Art Award 大賞、そして、昨年は、神戸文化支援基金より「こぶし志 縁賞」を受賞。英国王立音楽院からは、栄誉、ARAMも受けている。神戸市出身。 ニューヨークに在住。
 教育活動にも情熱を注ぎ、世界各地の大学をはじめ、全米70校の大学で、 マスタークラスを行うほか、小・中・高等学校を訪れ、多くの子供達のために 演奏してきている。京都市立芸術大学では六年間にわたり教鞭を執った。
 委嘱作品を収録した四枚のCD(「リチュアル・プロトコール」、「トリプル・ジャ ンプ」、「森と木の音楽」、「田辺恒弥マリンバ作品集」)と、全作バッハ作品の二 枚のCD(「Bach Beat」、「Bach Beat II」)、日本プロ音楽録音賞を受賞したCD「涙 と祈り」に加え、最新アルバム「バッハ・パラレルズ」がリリースされている。
また、自作曲「エレジー」や編曲作品集二巻が、風の音ミュージックパブリッ シングより出版されている。


Copyright(c)2023 Shimamoto Musical Society